ハクはなぜ、魔法使いになりたかったのか?

ハクの正体は川の神で本性は龍神ですから、ハクは龍になれました。少年の姿は、千尋に合わせたのだと思われます。マンションが建てられて川を埋め立てられたとき、ハクは自分の居場所を失くしてしまって、油屋の湯婆婆に弟子入りすることで居場所を得ようとしたのか、魔法を使って自分の居場所である琥珀川を取り戻そうとしたのかは定かではありません。

 

千尋が最初に油屋の橋のところでハクと出会ったとき、ハクが焦っていたのは、油屋界隈が人間の来るところではないのに、千尋が迷い込んでいたこと、千尋はまだ油屋の他の者には見つかっていなかったものの、見つかってはまずい、面倒なことになるということで焦っていたのではないでしょうか。

 

ハクはなぜ、千尋を助けたのでしょうか。ハクは所在なさげにしている、また両親を豚にされた千尋を見て、同情したのかもしれません。あるいはハクは自分の居場所を探していた過去の自分とを重ね合わせたのかもしれません。ハクが千尋にだけ優しいのは、こういう事情があったからではないでしょうか。ただ、後に銭婆も「龍はみんな、優しいよ。」と言っていますから、龍は親切で優しいのかもしれません。以上、私見ですが。

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